当院の「次世代がん検査」とは
当院の「次世代がん検査」は、尿検査(マイシグナル)と血液検査を同日に合わせて行い、検査前・検査後に医師の診察を行います。
7種類のがん(食道がん、胃がん、大腸がん、肺がん、乳がん、すい臓がん、卵巣がん)が測定できる検査
【女性】食道がん、胃がん、甲状腺がん、子宮頸がん、乳がん、卵巣がん、肝臓がん、胆道がん
【男性】胃がん、大腸がん、甲状腺がん、前立腺がん、肝臓がん、胆のうがん
「マイシグナル」とは
マイシグナルは、尿中のマイクロRNAを解析してがんの発症リスクを調べる新しい検査です。
尿検査だけで主要ながんについて現在のリスクを判定でき、従来のがん検診では見つけにくかった早期段階のがんも発見できる可能性があります。
一度の検査で複数のがんをまとめて調べることができるため、例えば従来なら個別に受けていた胃カメラ・大腸カメラやマンモグラフィーなどの各種がん検診を補完する役割も果たします。体への負担が少なく痛みもない尿検査である点も、大きな特長です。
マイクロRNAとは
細胞間のコミュニケーションを担う伝達物質の一つです。
がん細胞などでは、特定のマイクロRNAの増減がみられることが分かっています。
マイシグナルがおすすめの方
マイシグナルの特徴
主要ながん7種のリスクを一度の尿検査で評価できるのが最大の特徴です。
対象となるがん種は、肺がん、胃がん、大腸がん、乳がん、卵巣がん、膵臓がん、食道がんの7種類で、
これらは日本人のがん死亡数の約7割を占める部位です(※乳がん・卵巣がんは女性のみ対象)。
マイシグナルの詳細
検査は尿を提出するだけで完了し、痛みや放射線被曝もない非侵襲的な方法なので、体の負担がほとんどありません。
またマイシグナルはマイクロRNA解析×AI(人工知能)による独自技術を用いており、膵臓がんなど従来は早期発見が難しかったがんにも高い検出精度を発揮します。
例えば膵臓がんのステージI~IIA(ごく早期)における感度は、従来の血液マーカーCA19-9では37.5%ですが、この尿中マイクロRNA検査では92.9%と報告されています。
結果はがん種ごとにリスクの高低が示されるため、万一「高リスク」と判定された場合でもどの臓器に注意が必要かが明確です。
実際、検査結果には「どの診療科を受診し、どんな精密検査を受けるべきか」まで具体的に記載されるので、次の対応に戸惑う心配がありません。
逆にリスクが低かった場合も、医師から生活習慣の改善など予防に役立つアドバイスを受けられるため、今後の健康管理に活かすことができます。
検査対象となるがん種 | 肺がん、胃がん、大腸がん、乳がん、卵巣がん、膵臓がん、食道がん (男性は膵臓がん、大腸がん、肺がん、胃がん、食道がんの5種) |
検査方法 | 尿を採取して検査します。 |
検査時間 | 採尿のみですので、数分で完了します。 |
結果報告 | 検査結果は、後日郵送またはオンラインで報告されます。 |
検査の流れ
- ご予約: お電話またはウェブサイトからご予約ください。
- ご来院: 受付にてカルテをご記入いただきます。
- 診察: 医師より検査内容についてご説明、同意書に記入いただきます。
- 採血・採尿
- 終了: 受付にてお支払い・検査伝票をご記入いただきます。
- 1ヶ月後 再診・結果をお伝えいたします。
よくある質問
料金
回数 | 料金(税込) | ||
---|---|---|---|
1回 | ¥100,000 |
注意事項
検査結果は、あくまでリスク評価であり、確定診断には従来の精密検査が必要です。
ご自身の健康状態やリスクについて、医師とよく相談した上で検査を受けるようにしてください。
ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。