ホクロ・イボ治療
お顔だけでなく首筋やデコルテ、腕など、見える場所にホクロやイボがあると気になりますね。

ホクロやイボがあると肌触りも気になりますが、見た目の印象も大きく左右します。またヒゲや産毛を処理するときに引っ掛かってしまって、軽いストレスになることも。

特に目立つ部分は除去を希望される方も多くいらっしゃいます。

そもそもホクロとは?

ホクロとはメラニン色素を作り出す母斑細胞が増殖してできる良性のできもの(良性腫瘍)です。一般的には母斑細胞母斑(ぼはんさいぼうぼはん)の事をいいます。母斑細胞が増殖して出来たものがホクロで、母斑細胞には、メラニンを産生する力があります。

ホクロには、生まれつきある場合(先天性)や成長する過程で子供の時に出てきたもの、大人になってから出てきたものとあり(後天性)、多くは後天性のホクロです。

色や形などの特徴も、茶色や黒色の小さなシミとしてできたり、平坦なもの、突起になっているものなど様々です。
顔にたくさんできることもありますし、顔だけでなく頭皮や唇、足の裏など体のあちこちに出来ます。

ホクロが癌化することはごく稀ですが、急に大きくなったり、ホクロの辺縁部にシミ出しがみられるような場合は、クリニックを受診する必要があります。

後天性のホクロの種類

Unna(ウンナ)母斑

ウンナ母斑は主に上腕、太もも、首などの体幹にできます。直径1cm程度で黒色〜茶褐色のものが多く、表面には凸凹があり、桑の実のような形で、柔らかくふくらむホクロです。

Miescher(ミーシャ―)母斑

ミーシャー母斑は主に顔面、頭、首によくできます。ドーム状に膨らんでいる黒褐色のかたまりで、毛が生えていることもあります。年齢とともに色が薄くなり、肌色に近いものもあります。

Spitz(スピッツ)母斑

『若年性黒色腫』とも言われる、若い人にできやすいホクロです。全身のどこにでも出来、赤〜黒色であることが多いです。まれに急に大きくなり、皮膚がん(悪性黒色腫)との区別が問題になることがあります。

Clark(クラーク)母斑

体幹や手のひら、足の裏など全身に出現する平らなホクロです。大きさは1cm以下の楕円形であることが多いです。色は中央がやや濃く、外側に向かって色が徐々に薄くなることが特徴です。

ホクロ除去はどういう治療法?

エルクリニックでのホクロ除去は、電気メスでの電気分解法や切除手術で行います。

電気メス(電気分解法)

ホクロを電気メスにて除去する方法です。

最小のダメージでホクロを除去できます。比較的浅いホクロは一度で除去できますが、深いものは2~3回の治療が必要な場合があります。
止血効果が高くほとんど出血しません。
痛みもホクロ除去前に患部に麻酔注射をしますがその注射の痛みがちくっとする程度です。施術自体の痛みは感じません。
傷が治る期間は2週間程度が目安です。

ホクロ除去 治療前
ホクロ除去治療後
ホクロ除去治療1ヶ月後

炭酸ガスレーザーとの違い

ホクロを除去するのにレーザーか電気かというだけで、施術を受ける患者様の立場でお話しすると、痛みも過程も結果においてもほとんど変わりません。

切除手術

ホクロを直接メスで切り取る方法です。
翌日消毒にご来院いただきます。その後問題がないようでしたら7日~10日後に抜糸を行います。
傷が治る期間は1ヵ月程度が目安です。

特に大きいホクロは電気メスで治療をするより切除をした方が、傷跡もきれいに残りやすいと言われています。
またホクロが悪性でないかなどご心配の方は、病理検査(¥11,000)で確定診断を行うことができます。

メリット デメリット
電気メス(電気分解法)
  • 1回の施術で除去可能(浅いもの)
  • 施術時間が短い
  • リーズナブル
  • 麻酔をするので痛みなし
  • 傷が治る期間は2週間程度
  • 大きなホクロだと陥没するケースが高くなる。
切除手術
  • 大きいホクロ・深いホクロに適している
  • 傷跡が綺麗になりやすい
  • 施術後、抜糸のためご来院が必要。
  • 施術~抜糸まで2週間程度の期間がかかる。

ホクロ処置の経過

ホクロ処置の経過

電気メスでホクロ部分を削ります。部分的に麻酔の注射をします。
削った部分 少しへこんでいます。この時点で痛みはありません。
軟膏を塗ります。

テープを貼ります。

ホクロ除去の症例

ホクロ除去の症例

【治療内容】ホクロ除去
【治療説明】ホクロを電気メスにて除去する治療。
【副作用リスク】施術後は紫外線の影響を受けやすいので、しっかりUV対策を行ってください。
【料金】ホクロ/1mm ¥6,600(税込)

ホクロ除去の流れ

  1. 洗顔(顔の場合)
    洗顔料・化粧水はご用意しております。
  2. 診断・カウンセリング
  3. 施術スタート
    施術部に局所麻酔を行います。
    ホクロの部分に局所麻酔を行い、数分後、電気メスでその個所を除去します。
    麻酔により痛みはほとんどありません。
  4. 施術終了
    薬を塗布し、絆創膏を患部に貼付。
    看護師より家での生活や傷部分のケア方法の詳細を説明させていただきます。
    施術部位以外はお化粧してお帰りになれます。
  5. 次回の診察の予約を取って終了
    当院では、術後に一度、フォローアップの診察をしております。
    ホクロを取った後の傷の状態と、切除後に出来るだけ傷跡が残らないようなケアなどを診察させていただいております。

ホクロ除去の注意点・リスク

施術後は紫外線の影響を受けやすいので、日焼けしないようUV対策をしていただく事をおすすめします。

1回で取り切れない場合は2回目の照射を必要とする場合もありますが、1年以内に再施術を行う場合、処置代3,000円のみで行うことが出来ますので、ご安心ください。

ホクロ除去のよくある質問

鼻の上のホクロもとれますか?
鼻の上のホクロ除去も可能です。大きさにもより施術方法を検討いたしますので、一度カウンセリングにお越し下さい。
目の近くにあるホクロはとれますか?
場所や大きさにもよりますので、一度カウンセリングにお越し下さい。
きれいにとれますか?
跡が目立たないような施術方法をカウンセリング時にお話いたします。仕上がりのきれいさを優先しております。
何箇所かを一緒にとることはできますか?
複数個のホクロ除去は可能です。基本的に、個数に制限はありません。
ホクロを取る時に痛みはありますか?
施術部位に局部麻酔を行いますので、施術中の痛みはほとんどございませんので安心して下さい。
未成年ですが、ホクロとりはできますか?
処置を行う前に、親権者の同意が必要ですので、カウンセリング時にご同伴くださいませ。

イボとは?治療が必要なの?

イボには大きく分けて「ウイルス感染が原因のイボ」と、「加齢によるイボ」があります。一般的にいわれる「イボ」とは、ウィルスの感染によってできるものを指しますが、年をとるに伴い誰にでもできる可能性があります。

ウイルス性のイボは、感染する種類によってイボの症状やできる場所がそれぞれで違いますが、主に傷口からウイルスが侵入し皮膚感染することで生じます。他の部位へ広範囲に移る可能性や、人から人へ感染する可能性があるため、早めの治療が望ましいでしょう。

加齢によるイボは、60歳以上の約80%に見られます。
感染の心配はありませんが、体質が関係しているため、一度除去しても再発する可能性があります。加齢の他にも紫外線の影響や、衣服のこすれなどの刺激が原因で出来ることもあります。

自己判断せず、早めに皮膚科・形成外科の診療を受けていただくことをお勧めします。

イボの主な種類とその原因は?

イボのことを疣贅(ゆうぜい)といいます。代表的なイボの種類を紹介します。

名称 主な症状・原因
老人性疣贅
ろうじんせいゆうぜい
(脂漏性角化症)
顔や手の甲、体などに現れる良性腫瘍で、皮膚表面(表皮)の細胞(ケラチノサイト)の異常増殖により、シミの部分が盛り上がることによりできます。
遺伝的要因や長年紫外線を浴びてきたの皮膚の老化が誘因と考えられるものがあります。
疣贅
ゆうぜい
顔や手の甲にできる表面が平らで小さなイボで、色も肌色に近いです。ウイルス性で小さな傷から感染し、放っておくと増殖することもあります。赤みやかゆみなどの炎症反応で自然に消えてしまうこともあります。
青年期に発生し易いため「青年性扁平疣贅」とも呼ばれています。
尋常性疣贅
じんじょうせいゆうぜい
小児期に多く見られるイボで、小さい傷口などから感染するイボです。そのため怪我しやすい手足の関節や末端によくできます。
主に手足に硬く盛り上がる角化性病変で、足の裏ではタコや魚の目に似ています。
ウイルス性で小さな傷から感染し、放っておくと徐々に大きくなり、融合して局面をつくることもあります。伝染性も強いので、速やかに医療機関で治療される事をお勧めします。

イボ除去の流れ

  1. 洗顔(顔の場合)
    洗顔料・化粧水はご用意しております。
  2. 診断・カウンセリング
  3. 施術スタート(電気メス)
    施術部に局所麻酔を行い、数分後、電気メスでその個所を除去します。
    麻酔により痛みはほとんど感じません。
  4. 施術終了
    薬を塗布し、絆創膏を患部に貼付。基本的には1回で治療は完了します。
    看護師より家での生活や傷部分のケア方法を説明させていただきます。
    施術部位以外はお化粧してお帰りになれます。(お化粧品はお持ちください)

当院のホクロ除去・イボ治療が選ばれる理由

開業1998年からの実績

ホクロ・イボの症例数は開業1998年から現在までで5万件以上にのぼります。

ホクロ・イボは老若男女を問わずご相談頂くことの多いスキントラブルです。
ホクロは患者様から見れば通常のホクロに見えても皮膚癌である場合もあり、長く放っていた結果、悪性の癌へ変異してしまうケースもあります。

そのような事を未然に防ぐために、専門的知識を持っている医師になるべく早く診察して頂き、診療を受けて頂くことをお勧めします。

ホクロ・イボの個々の症状に対して治療を提供

ホクロ・イボは、大きさ深さによって治療方法が異なり、電気メス、切除などの治療方法で行います。
そのためドクターの経験や技術、知識によっても治療後の経過は変わります。

当院では経験豊富な医師が多数在籍しておりますので、安心して施術を受けて頂く事が出来ます。

1年間の保証制度もあるので安心

ホクロが再発してきてしまった場合、1年以内の再照射は処置代3,000円(税込)のみで施術が出来ます。

ホクロ・イボ治療の料金

電気メスを使用することにより手軽に簡単に安全にホクロ・イボの除去が出来ます。
ホクロやイボを除去して、印象を変えたい方へ。
範囲料金(税込)
ホクロ/1mm~¥6,600
イボ/1mm~¥5,500
※ホクロ・イボの除去には別途処置料がかかります。¥3,000

エルクリニックの治療・施術一覧

エルクリニックでは院長監修のもと当サイトを運営しております
このページは「医療広告ガイドライン」に基づいた客観的かつ正確な情報をお届けするため、院長監修のもと制作しております。


銀座エルクリニック院長 簡野晃次

日本医科大学医学部 卒業
銀座エルクリニック 院長
医療法人社団友輝会エルクリニック 理事長
日本形成外科学会 所属

 

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